私が板金業に就いたきっかけなのですが、特にこの仕事に興味があったわけではないんです。
小学生の頃等、夏休みに父親に現場について来い言われ、父親の働く仕事を見てはいました。
でも家内事業で、集金の件等のことで両親がよくけんかしているところ等を見ていたせいか、この仕事を継ぎたくはないと思っていました。
小さい頃方部活動で野球をやっていましたのでプロ野球選手とか、プロ野球選手になれなくてもどこかの実業団で野球をやりたいとはずっと思っていました。
しかし自分の中でプロとしてやるのは難しいとけじめをつけた結果、大学の建築課に進みました。
野球に関しては、結構いい成績を収めたんです。
中学から高校にあがる時には、特待生のスカウトが4校ほどからありました。
ピッチャーで県大会ではベスト4まで行きましたが、甲子園の夢を果たすことなく終わってしまいました。
悔しさのあまり大学でも野球を続けまして、その時には日本代表としてアメリカでも試合をさせて頂きました。
その時は2勝2敗でした。
アメリカの選手は体が本当に大きくて大人と子供ほどの違いを感じました。
但し、体が大きい分、懐が深いためある意味投げやすくはあるのですが、芯でボールを捕らえられたときには、どこまで飛ぶんだろうという感じでした(笑)。
大学を卒業して建築関係の他の仕事に就いたときに、自分の実家の板金屋という仕事の位置づけが初めて見えてきたんです。
その上で、この仕事をやってもいいかなあという思いに変わっていきました。
また、結婚して子供も出来て、お金も稼がないといけなくなった時に跡を継ごうと思いました。
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